「障害を理由とする差別解消活動」知事褒賞

　令和3年10月25日（月）静岡市グランディエールブケトーカイ4階ワルツの間にて、令和3年度「障害を理由とする差別を解消するための活動への知事褒賞」表彰式が開催されました。

　精神障害関係では中遠地域精神保健福祉会丹誠会が選出されました。「当事者やその家族の視点から、精神障害に対する理解促進を広める講演活動に取り組んでいる」というのが褒賞理由です。

　具体的には、平成29年から磐田市福祉課や社会福祉協議会のご協力を得て続けている「心の病のことを知って下さい」という出前講座が評価されたものです。地域移行や定着化が進まない要因の一つに、精神疾患に対する地域住民の無関心や無知があります。これが不安や誤解を生んで偏見や差別に繋がり、障害者や家族の「リカバリー」の妨げにもなっています。この解消のために、民生委員や福祉委員の皆様を対象に始めたものです。

被表彰者の丹誠会（小池副会長）の他に、推薦者として県連代表吉村理事長も出席しました。