甲州・東海ブロック研修会静岡大会の開催
令和4年3月10日(木)~3月11日(金)の2日間をかけて、令和3年度甲州・東海ブロック家族会精神保健福祉促進研修会静岡大会が静岡県男女共同参画センター“あざれあ”にて開催されました。
本大会は、甲州・東海ブロック5県(静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、山梨県)の精神障害者をもつ家族、支援者、当事者及び一般市民が集い、精神保健福祉に関する知識を深め、交流し、精神障害者と家族が地域で安心して生活していける真の共生社会の実現を目的にするものです。
新型コロナウィルスのオミクロン株の収束が遅れている中でしたが、会場定員を半減するなど感染防止を徹底した結果、第1日目159名、第2日目152名が参加されました。
各県連からは、コロナ禍で対面活動や集会が制約される中でもWeb会議への新たな取組など参考になる報告がありました。また、両日の講演では、統合失調症の回復には医療だけでなく周囲の理解と支援が重要であることを改めて学びました。交流会では、各県から選出された当事者が社会復帰するまでの長い苦悩の道のりと現在の活躍ぶりに感動しました。
3月10日(木)
開会式 主催者、来賓挨拶 13:00~13:30
基調講演 高木 俊介 氏 13:40~15:40 たかぎクリニック院長(京都市) 演題 「現在精神医療批判とソーシャルワークのあり方」
みんなねっと(全国精神保健福祉会連合会)活動報告 15:45~16:00
各県連からの活動報告 16:00~16:50
各県連会長・役員会議 17:20~18:10
3月11日(金) ※3会場にて同時間開催
特別講演 内田 勝久 氏 9:30~11:30 静岡県精神保健福祉センター所長 演題 「精神疾患を抱えた当事者が地域で安心して暮らすには」
1分科会 当事者との交流会 9:30~11:30 コーディネーター:八木 光春 氏 テーマ:精神障害者と家族が安心して生活していくために
発表者 愛知県: 窪田 信子 氏
岐阜県: 筒井 有紀子 氏
三重県: 小林 智 氏
山梨県: 手塚 正美 氏
静岡県: 金丸 充良 氏
第2分科会 ドキュメンタリー上映会 9:30~11:30 映画 「オキナワへいこう」 大阪の精神科病院の長期入院患者が沖縄へ行くという夢を実現するまでの苦労やその後の生活の変化を実録した映画です。
全体会 まとめ 11:40~12:00
閉会、時期開催地紹介(三重県四日市市) ~12:10