イベント・研修会

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自民党県連・厚生問題対策連絡協議会

令和4年11月8日(火)もくせい会館にて、自由民主党静岡支部連合会厚生問題対策連絡協議会が開催されました。午後2時40分~午後4時10分は、静岡県社会福祉協議会に所属する障がい者や福祉の10団体と自民党県会議員の間で、先に提出していた「県に対する要望書」について協議が行われました。

県連からは以下の3項目を重点的に説明しました。

1.「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」について

昨今の高齢化に伴い問題が大きくなっている長期ひきこもり障がい者の医療連携に対し、地域も含む関係者の理解促進に引き続きご協力をお願いします。

2.重度障害者(児)医療費助成制度の適用改善について

手帳1級所持者に加え、2級及び3級所持者の精神科入院医療費も対象にしてほしい。2級、3級所持者でも入院時の重度状態は1級と同じです。昨年実施した入院費実態調査では、月額費用及び10年間の入院回数は変わらないこと、助成費用に大きな差のあることが分かりました。現在、1級所持者を除く精神障害者は各市町独自の助成を受けていますが、同じ静岡県でも東・中・西部で大きな差が生じています。中部では入院1日目から支給されるのに対し、東部では3ヶ月過ぎた後から支給される市町が多くを占めています。入院日数の短縮化が進んでいる現状では助成効果が薄らいでいます。この格差是正もご検討いただきたい。

3.「精神障害者保健福祉手帳」所持者へのJR運賃割引制度実現への支援について

過去に国会請願のための署名活動を実施した際に、身体障害や知的障害には同伴者を含めた半額割引きが適用されているのに精神障害が除外されていることを殆どの市民が初めて知って驚いていました。県議会議員の皆様の中にも初めて知る方がおられるのではないでしょうか。立憲民主党県内選出衆院議員の国会代表質問だけでなく自由民主党の県内衆院議員からも国土交通省への申し入れを行ってくれました。これらを受けて中央省庁からJR東海へ働きかけていただいていますが、未だに実現していません。引き続き皆様のご協力をお願いします。

 

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