イベント・研修会

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中部地区家族会研修会

昨年はコロナウィルス感染防止のために開催出来ず、今年に延期されていました「中部地区家族会交流会」が開催されました。ただし、コロナ禍が継続していることから、内容を従来の家族会毎の活動報告やグループワークではなく一般市民も対象にした講演会に変更しました。それに伴い名称も「中部地区家族会研修会」に変更し、公益社団法人静岡県精神保健福祉会連合会(もくせい会)との共催としました。

令和3年7月31日(土)はーとぴあ清水(静岡市清水社会福祉会館)3階にて13時30分から、担当家族会である清水心明会の久保田前理事長の司会で開始。星理事長の開会挨拶、もくせい会吉村理事長の挨拶に続き、森江津子氏の演題「訪問看護について」の講演会へと入りました。

森江津子氏は、医療法人清仁会日本平病院の社会復帰部でご活躍中の訪問看護師です。氏の26年間にわたる精神科医療の経験から、訪問看護の実態や印象に残っている実例をご紹介いただきました。

 質疑応答では、47名の参加者の多くが「8050問題」(8555問題だと言われましたが・・)「親亡き後」などの親の高齢化に関する悩みを質問してしました。予定時間を大幅に超過して1時間あまりに達しました。意外だったのは、「訪問看護」を利用している家族が少ないことです。“家族だけでは距離が近過ぎるが、他人が入ることで風通しが良くなった”と言われた、“自分で言えない場合は看護師から電話して貰うのも方法”と聞いて、具体的な利用方法を質問する人もいました。

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