令和5年度拡大家族相談員研修会
精神保健福祉に関して市町から委託された相談員や家族会の中で相談を主に担当している方を対象に、県連が主催する研修会が開催されました。県下の家族会から39人が参加しました。(下の写真は遠藤新理事長による開会のあいさつです)
午前中は、相談の多くを占める障害者の長期ひきこもりを演題に講演していただきました。
日 時:令和5年6月27日(火) 10:30~15:30
場 所:静岡県総合社会福祉会館 703会議室
講演会:午前中 演題 「ひきこもりの理解と支援について」
講師 静岡県精神保健福祉センター 猪又準圧 主査
ワーク:午後「相談に関する悩み事」などのグループ討議(5グループ)
「ひきこもりの理解と関わり方」の講演からレジュメの一部を紹介します。
ひきこもりの回復段階について
第1段階:すっかりひきこもって誰にも会わない状態
第2段階:買い物や散髪に出るが友人はいない
第3段階:居場所に(集団に)出た
第4段階:仲間が出来た
第5段階:他の場所にも行ってみる。就労のことも考えられる。